土壌蓄熱式床暖房が人気な理由とデメリット
2019/01/19
土壌蓄熱式床暖房は、あらかじめ地中にヒーターを埋め込んで置き、深夜電力で地中を暖めることによって、その輻射熱が室内に伝わり24時間暖房になるもので今人気です。
土壌に接する床が近い1階部分のすべてを床暖房化することができるようになります。これがこの方式の最大のメリットとなるものです。
リビングだけでなく、浴室の床やトイレ、キッチンなど1階にある部屋などではすべての場所において床暖房となるため、部屋から部屋へ移動したときの温度差によるヒートショックを防ぐことができるようにしてくれます。
これは、特にトイレや浴室で多いヒートショックと言う事故をなくす効果を与えるようになります。
また、土壌蓄熱式床暖房は、蓄積材として、土壌を活用します。そのことから、設置コストや工事費が軽減できる方法とされています。効果的でありながら、経済的な方法といってもよいでしょう。
さらに、深夜電力を使えるので、昼間の電気代よりもはるかに安く済むことを特徴としています。これが、ガスや灯油を使う床暖房よりも安くできるようになるのです。ランニングコストが気になる場合は、効果が期待できる暖房で、非常に経済的な方法として期待されている暖房方式です。
つまり、土壌蓄熱式の床暖房では、工事のときのイニシャルコストだけでなく、ランニングコストについても効果的な暖房方法とされています。ただし、リフォームを行なう場合、床部分をすべて撤去して工事を行なうか、下から入って工事を行なうことになります。
いずれにしても新築とは違って、リフォームで土壌蓄熱式床暖房にする場合、大変手間や工費がかかることを理解しておくべきでしょう。
土壌蓄熱式床暖房の本体価格は安いかもしれませんが、これらの床工事などを考慮すると、他の工事よりもととトータル的に高くなることが考えられます。
なので、しっかりとトータルの見積もりを業者から取得した上で工事を進められる事をおススメ致します。
下記にはこういった、『リフォームで失敗しない為の必要知識』や『松戸でおすすめなリフォーム会社』について詳しくまとめていますので、ご参考ください。
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